この時期まだスキー場へのバスが運行していないそうなので、ホテルでタクシーを呼んででもらって、タクシーでスキー場へ向かった。
途中でホテルに忘れ物をしたのに気付いて、戻ってもらったりしたので2000円ちょっとで済むはずが3500円くらいかかっちゃった。
すぐにレンタル屋が見えたので、スキー用具一式と、ウェア、小物を借りる。6500円くらいだったかな。
何だろ、この短いスキー。それに随分軽いし。他のスキーヤーもみんなこのタイプのスキーだし、今はこれが普通なのかな。スキーをやるのは・・・干支1周分ぶりくらい・・・なんだけど、スキーも進化してるんだね。
用意を整えて、リフト券を購入。なんだこれ、磁気カード?ICカード?よくわかんないので売店のおばちゃんに使い方を訪ねると、リフト乗り場でこれをかざすとゲートが開くのだけど、非接触式だから胸ポケットにでも入れておけばよいとのこと。そんなことになってるのか。
滑り始めたのは9時半くらい。
今日はまだ1つしかリフトが動いてなくて、同じコースをずっと滑り続けることになる。でもそんなに混雑していなくて、リフトの待ち時間は殆んどなかった。
久しぶりだからか、なれない板だからかはじめは思うように滑れなかったけど、だんだん慣れて楽しくなってきた。寒いけど。
あいにく天気はよくなくて、景観を眺めながら滑るあてはハズレた。
ペアリフトで乗り合わせた人に話しかけられた
「暖かくなりましたね」
いえ、凍えるほど寒いですけど。昨日より暖からしい。オーストラリア人が増えて、日本人向けのホテルが廃業しているような話を聞かせてくれた。ずいぶんと外国人が多いと思ったけど、オーストラリア人なんだ。世界中でなんでオーストラリア人限定で増えてるのか聴いてみたら、もともとオーストラリアはスキー人口が多いけど、オーストラリアは今は夏で、雪質のよいニセコスキー場が好まれているということらしい。去年あたりは半分くらいがオーストラリア人だったとのこと。地元の人は観光客がふえてありがたいんだろうか?その辺突っ込んで聴かなかったけど。
同じコースだし、すぐ飽きると思ったけどいつの間にか15:00近く。そろそろ帰ろう。
タクシーを呼んで、倶知安駅へ。このタクシーの運転手さんにも話しかけられた。
「お仕事ですか?」
「いえ、観光です」
白い恋人を買いに来ましたなどとはとてもいえない。
この運転手さんは九州の出身で結婚して北海道に移ったけど、ここまで雪が多いとは思ってなかったとか。そういえば9月に九州旅行してきた旨を伝えると、しばらく九州話をすることになった。阿蘇は日本とは思えない絶景だったとか、博多は空港が近くていいですよねとか。
15分ほどで倶知安駅に到着。
電車の発車まで40分くらいあったので、あたりの写真を撮って回る。
昨日露天風呂から眺めた羊蹄山

歩道も雪で埋まった道路。
凍り付いて滑るので慎重に歩く。転んだらカメラ壊れる。車に轢かれる。
あの子供たちはどうして転ばずに走れるんだろう
倶知安駅前。除雪した雪で山ができてる。
駅前の写真を撮っていたら、雪かきをしているおばちゃんに話しかけられた。
「暖かくなったねえ」
いえ、凍えるほど寒いです。
昼間もこんな会話をした気がするけど、一人旅をしていてこんなに話しかけられたことってなかったな。
写真を撮ってたから旅行者と思われたのか、いやまあ旅行者だけど、駅前の雪は真冬になったら2倍の大きさになって駅なんか見えなくなるとか、道路の脇に雪かきした雪を捨てるための側溝ががあって、偶数時間になると水が流れるのでその時間に合わせて雪かきをしているとか教えてくれた。
そんで、今日は札幌のホテルに宿泊。写真はホテルからみた夜景。
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